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魔女の宅急便で物入りねの意味は?おそのさんの屋根裏部屋でキキが自炊するのなぜ?

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魔女の宅急便こと「魔女の宅急便」はご覧になったことありますか?

主人公のキキが、魔女として独り立ちするために一人暮らしの準備をするときに呟いた「物入りね」のセリフには真実味があります(笑)

たどり着いた街でパン屋のおそのさんに気に入られ、屋根裏部屋に居候させてもらうところから始まります。

魔女の宅急便のセリフの中に少々違和感を感じるものやシーンがありませんでしたか?

おそのさんは屋根裏部屋に住むことを提案したときに「朝食付き」と言っています。

ですが、キキが料理をしているシーンがありませんでしたか?

さらに「暮らすって物入りね」と言いながらフライパンなどの道具を買い揃えています。

なぜ料理をするシーンや、「物入りね」などのセリフが出てきたのでしょうか?

 

魔女の宅急便で物入りねのセリフの意味は?

魔女の宅急便では、魔法使いの少女は13歳の満月の夜に魔女の修行のため、親元を離れて独り立ちするしきたりがあるそうです。

キキも黒猫の相棒ジジと共に、新しい街へ旅立ちます。

住む街を決めて、住む家も決まったら次は生活必需品の買い物に行きますよね?

その時キキはすごい量の買い物をしていませんでしたか?

キキはしみじみと

「くらすって物入りね」

と言っていますが、この言葉にはどんな意味が含まれているのでしょうか?

 

魔女の宅急便|キキの「くらすって物入りね」の意味は?

一人暮らしや、結婚などで親元を離れて暮らしている方も多いかと思いますが、生活環境を一から整えるのって大変ですよね・・・

キキに限らずとにかく物入りなんですよ!

魔女の宅急便でも同様で、キキの場合は箒で飛んで移動するため、必要最小限の荷物しか持って行けなかったことが想像できます。

初めてキキが一人で生活する際に、大量の買い物をしているシーンを覚えていますか?

前が見えなくなるほどの荷物を抱えて、とても大変そうですよね。

女の子が一人とはいえ、生活する環境を整える為には、小さなものから大きなものまでたくさんのものを揃えなくてはいけません。

生活する為にはたくさんのものが必要で、それを準備するのはとても大変だということを学び、

「(自分で)暮らすって物入りね」

という言葉で表現しているのではないでしょうか?

しかも金銭面でもこんなにかかるの!と驚いたのかも?

 

魔女の宅急便|キキは一人暮らしの生活費に驚いた?

生きていく為にはお金が必要ですよね?

魔女の宅急便のキキは家族と離れて一人で生活していくと、お金がすごくかかることを一番に知ったのではないでしょうか?

これも「物入りね」のセリフの中に込められていると思います。

キキのセリフの中に

「毎日、毎日、ま〜いにち、ホットケーキだったらどうしよう」

「ホットケーキでしのぐしかない」

と言っているシーンがあります。

仕事があまりなく、しかも物入りで節約のために小麦粉と牛乳だけで安く作れるホットケーキを毎日食べていたのではないでしょうか?

毎日ホットケーキにうんざりしているキキですが、ジジは焦げていなければ毎日ホットケーキでもいいみたいですね(笑)

 

魔女の宅急便でおそのさんの屋根裏部屋ではキキが料理している?

おそのさんからの提案で、屋根裏部屋で居候生活を始めたキキですが、料理をしているシーンが度々登場しています。

一人暮らしなので、料理をするのは当たり前といえば当たり前ですよね・・・

ですが、魔女の宅急便の冒頭でおそのさんがキキへ居候のために出した条件を覚えていますか!?

おそのさんの条件を見ると、あれ?と思うシーンがいくつかありとても気になりました。

1つずつ確認していきたいと思います。

 

魔女の宅急便|おそのさんの屋根裏部屋は朝食付きの好条件!

魔女の宅急便が始まってすぐ、キキとおそのさんが出会って、おそのさんから屋根裏部屋に住むことを提案されましたよね?

この時おそのさんはキキに

「部屋代、電話代なし、ついでに朝食をつける!」

と提案していたと思います。

キキにとってすごくありがたい条件でしょう!

初めて知らない街にやって来て、出会ったのがおそのさんで本当に良かったなと思います。

初めて会った少女にここまでのことが言えるおそのさんは、とても心が広くて優しい素敵な女性なんでしょう!

パン屋さんですし、朝食は焼き立てパンかもしれませんね♪

 

魔女の宅急便でキキが自分で朝食を料理している理由は?

おそのさんは魔女の宅急便作中で、朝食付きと言っていましたが、魔女の宅急便の物語の中でキキが朝食を作っているシーンがあります。

朝食付きの条件はどうなったの?と疑問に思う方もいらっしゃったのではないでしょうか?

恐らくですが、パン屋さんということもあって朝食は焼き立てパンをもらっていたと想像できます。

朝食を準備していた前の日にキキはずぶ濡れで帰って来て風邪を引いてしまっていました。

もしかすると、病み上がりの状態でパンを食べるのが辛く、この日は自分で朝食を準備したのかもしれません。

朝食付きと言っていましたが、昼・夜は自分達で準備して食べていたはずなので、調理器具などもあって朝食を作ることは可能だったと思います。

体調が悪くても全て自分でしないといけないので、辛くなることや家族が恋しくなることもあったのではないでしょうか?

 

魔女の宅急便|まとめ

ここまで、魔女の宅急便で物入りねのセリフの意味は?

おそのさんの屋根裏部屋ではキキが料理しているのかについて調べてみました。

いかがでしたでしょうか?

キキが初めて体験するひとり暮らしの大変さを、「物入りね」というセリフ、おそのさんの人柄を屋根裏部屋での居候の提案で表現するのはとても面白いですね。

物語中にはホットケーキを作っているシーンが多かったように思いますが、他にどんな料理を作っていたんでしょうか?

ジブリ映画には不思議な表現や疑問など多くありますが、魔女の宅急便も独特の表現があり面白いですね。

それでは『魔女の宅急便で物入りねのセリフの意味は?おそのさんの屋根裏部屋でキキが自炊する理由は?』はここまで!

私のお気に入りのセリフは

「ぼくホットケーキ好きだよ。焦げてなければ」

です☆